
【伊東大厚のトラフィック計量学】上昇した後席シートベルト着用率
警察庁とJAFは毎年、公道上でシートベルト着用率調査を実施している。先日公表された最新の調査では、低迷していた後席ベルトの着用率が大きな上昇を見せた。これは、6月に導入されたペナルティによるものだ。

【伊東大厚のトラフィック計量学】自動車盗難対策の効果分析
近年、自動車の盗難件数は減少しつつある。減少したのは、取締りの強化、ドアロックの励行、セキュリティ装置の普及など対策の成果と言える。今回は、盗難率に注目し対策の効果を分析してみたい。

後座のシートベルト着用率、高速道で62.5%
日本自動車連盟と警察庁は、10月1 - 18日の間、自家用乗用車の利用者を対象に「シートベルト着用状況全国調査」を実施。それによると後部座席のシートベルト着用率は、高速道が62.5%で前年よりも49ポイントアップ。一般道でも30.8%で、前年より22ポイント向上した。

【伊東大厚のトラフィック計量学】イモビライザの効果と普及
イモビライザは、自動車盗難を予防する上で有効な装備だ。イモビライザが装着されていると、イグニッションキーから発信される暗号が車両側と一致しない限りエンジンは始動しない。盗難の多いEU諸国では標準装着が進んでおり、日本でも本格普及し始めた。

【伊東大厚のトラフィック計量学】自動車盗難の検挙率とドアロック
現在、日本国内では約3万件の自動車盗難が発生しているが、03年をピークに減少に向かっている。要因として、まず取締りの強化が考えられるが、自動車盗難の検挙率は上がっているのだろうか。

11月はエコドライブ…4省庁が推進
警察、経済産業、国土交通、環境の4省庁で構成するエコドライブ普及連絡会は、11月を「エコドライブ推進月間」とし、エコドライブシンポジウムの開催や講習会など積極的な広報を行い、エコドライブの普及・推進を図る。

【伊東大厚のトラフィック計量学】自動車盗難とその特性
日本国内の自動車盗難は、90年代後半に急増したものの、現在は減少に向かっている。日本の自動車盗難は、どのような地域で発生しやすく、また国際的に見て盗難リスクは高いのだろうか。

飲酒運転「もう、やめて!」キャンペーン
警察庁は、飲酒運転に対する罰則強化を主眼とする改正道路交通法施行後1年を機に、今年10月、全国一斉の飲酒運転根絶キャンペーンを展開する。

【伊東大厚のトラフィック計量学】高速道路と交通事故
道路の交通安全対策と言えば、歩道やガードレール、カーブミラーなど交通安全施設を連想される方が多いと思う。高速道路は、交通安全対策とは関係なさそうにみえるが、その利用促進は有効な安全対策でもあるのだ。

【伊東大厚のトラフィック計量学】シートベルト着用効果の分析
近年、交通事故は発生件数、死者数、負傷者数すべてが減少しつつあり、特に死亡・重傷者数の減少傾向が顕著となっている。減少は様々な対策の成果と言えるが、今回はシートベルトに注目し着用率向上による死者数低減効果を分析してみたい。