日本自動車連盟と警察庁は、10月1 - 18日の間、自家用乗用車の利用者を対象に「シートベルト着用状況全国調査」を実施。それによると後部座席のシートベルト着用率は、高速道が62.5%で前年よりも49ポイントアップ。一般道でも30.8%で、前年より22ポイント向上した。
運転者の着用率は、一般道で95.9%で前年よりも0.9ポイントアップした。高速道では99.0%で0.5ポイントアップし、後部座席着用率の向上とともに前年よりも高い結果となった。
今年6月の改正道路交通法の施行(全席シートベルト着用義務化)にともなって、後部座席での着用率は大幅に向上したが前部座席(運転者・助手席同乗者)の着用率と比べるとまだ低い。
JAFでは、車内の安全を確保するため、今後もシートベルトの着用とチャイルドシートの使用の啓発を中心にさまざまな活動を展開するとしている。