
麻生首相が示す新しい交通事故死者数削減目標
交通死亡者数5155人…08年のこの数字は交通事故対策の関係者の間では、ひとつの評価されるべき結果と受け止められている。2010年に達成すべき死亡者削減目標を、2年も前倒しして達成できたからだ。

08年の交通事故死者数…最多・最少都道府県
08年の交通事故による死亡者数は、54年ぶりに5000人台になった07年をさらに下回った。負傷者数も10年ぶりに100万人を下回った。

08年の交通事故死者数…前年を下回る5155人
警察庁は、2008年中の交通事故死者数を発表。それによると、2008年1年間の交通事故死者数(24時間以内)は、5155人(前年比−589人、−10.3%)となり、54年ぶりに5000人台となった2007年を更に下回った。

初日の出暴走、53台に整備命令…国交省
国土交通省は5日、12月31日から1月1日にかけて実施した「初日の出暴走」に対する特別街頭検査の結果、不正改造が行われていた53台に対して整備命令を発令したと発表した。

初日の出暴走…警察庁、対策の規模を縮小
1都9県の関東管区警察が連携し、広域的に行ってきた「初日の出暴走」対策が、14年ぶりに縮小されることがわかった。「例年より規模は薄くする」(警察庁広報室)という。

【新聞ウォッチ】「もみじマーク」罰則廃止、異例の方針転換
「高齢者いじめ」などと不評だった「もみじマーク」について、警察庁が改正道路交通法を再改正し、違反した場合の罰則とともに違反点数や反則金を全廃するという。

交通事故死亡者数…今年も愛知県がワーストか
今年も残すところあと半月余りとなったが、年の瀬とともに関係者を悩ませているのが、愛知県の交通事故死亡者数だ。このままいくと、4年間連続の全国ワースト1に止まる見込みだからだ。

道交法施行令改正…75歳以上に認知機能検査
警察庁が4日発表した道路交通法施行令は、「悪質・危険運転者対策」とともに「高齢運転者対策」も強化する。75歳以上の運転免許更新に認知機能検査を導入する。

道交法施行令改正…酒気帯びでも免許取消し、欠格2年に
警察庁は4日、道路交通法施行令の改正案を一般に公表。パブリックコメントを求める。「悪質・危険運転者対策」と「高齢運転者対策」の2つの側面から規制強化を推進する。悪質・危険運転者対策で、従来と最も違うのは酒気帯び運転者の行政処分だ。

【伊東大厚のトラフィック計量学】9月の交通事故統計から
警察庁が先月公表した交通事故統計によれば、9月末段階の交通事故死者数は3607人(前年比−513人、12.5%減)となり、交通事故発生件数も56万件(8.6%減)、負傷者数69万人(9.4%減)と減少が続いている。