国土交通省は5日、12月31日から1月1日にかけて実施した「初日の出暴走」に対する特別街頭検査の結果、不正改造が行われていた53台に対して整備命令を発令したと発表した。
特別街頭検査は首都高速京橋IC(東京)、中央道河口湖料金所(山梨)、東関東道千葉北料金所(千葉)、圏央道青梅IC付近(埼玉)、一般道大洗海岸(茨城)の5か所で実施し、四輪車68台、二輪車1台の計69台を検査した。
検査した車両の77%に当たる53台に着色フィルム、回転部分の突出、マフラー取り外し等の不正改造等が認められたため、整備命令書を交付し、改善措置を命じた。
特別街頭検査は、警察庁および自動車検査独立行政法人と連携して行われ、関東運輸局と検査法人から自動車検査官計51名が出動した。