警察庁は16日、国土交通省やタクシー関連団体で構成するタクシー強盗防犯対策会議を開き、2004年3月に策定された「タクシー防犯基準」に則り、自主防犯対策の徹底を図っていくことで合意した。また、防犯基準について、防犯仕切り板の見直しや車内防犯カメラの設置などさらなる対策強化を今後検討していくことになった。
対策強化では、現行基準の防犯設備の見直しや新たに追加すべき防犯設備の検討を行う。このほか効果的な防犯対策の推進方策も検討する。このため、事務担当者による会議を定期的に開き、速やかに一定の結論を得ることにしている。