
【池原照雄の単眼複眼】国内市場、当面の実力は年500万台水準
日本自動車工業会がこのほど発表した2016年度の国内新車需要見通しは、15年度見込み比6.5%増の526万台と3年ぶりにプラスに転じる数字となった。

自工会池会長「これから車は発展していく大きな可能性を秘めている」
日本自動車工業会の池史彦会長(ホンダ会長)は3月17日、定例の記者会見を開いた。今回の会見が自工会会長としての最後の会見で、池会長は2年間の任期を振り返りながら、自動車業界の今後の展望について次のように話した。

二輪車国内需要見通し、マイナス要因をプラスに...自工会 池会長
日本自動車工業会は17日、自動車国内需要見通しを公表。二輪車では排気量50cc以下の原付1種を除き、対15年度比プラスの見通しを示した。(15年度、16年度ともに見通し)

自工会池会長、「春闘は総合的な賃上げができた」
日本自動車工業会の池史彦会長(ホンダ会長)は3月17日の定例会見で、16日に回答が示された今春闘について「ベースアップが(低いなどと)脚光を浴びたが、一時金などを含んだ総合的な賃上げができた」と評価した。

自工会、16年度の国内新車需要は6.5%増と予測
日本自動車工業会は3月17日、2016年度の国内新車需要について前年度見込み比6.5%増の525万8400台とする予測を発表した。

自工会会長に日産の西川副会長が内定
日本自動車工業会は3月17日の理事会で、次期会長に現在副会長を務める日産自動車の西川廣人副会長兼CCO(チーフ・コンペティティブ・オフィサー)の就任を内定したと発表した。5月19日の理事会で正式に選任される。

二輪車国内生産、内需冷え込み0.8%減の4万9350台…1月
日本自動車工業会が発表した1月の二輪車生産台数は、前年同期比0.8%減の4万9350台となり、2か月ぶりのマイナスとなった。

二輪車輸出実績、アジアや中南米向け低調で8か月連続マイナス…1月
日本自動車工業会が発表した1月の二輪車輸出台数は、前年同期比0.6%減の3万9739台と8か月連続マイナスとなった。

自動車国内生産、軽自動車大幅減で2か月連続のマイナス…1月
日本自動車工業会が発表した1月の自動車国内生産実績によると、四輪車生産台数は、前年同月比5.8%減の73万2886台となり、2か月連続で前年を下回った。

自動車輸出、トラック大幅減で5か月ぶりのマイナス…1月
日本自動車工業会が発表した1月の四輪車輸出台数は、前年同月比1.8%減の33万5556台となり、5か月ぶりに前年実績を下回った。