
アメリカ自動車販売、今年の勝ち組と負け組
まもなく9月が終わり、今年の第3四半期の営業成績なども明らかになるのだが、アメリカではすでに「勝ち組」と「負け組」がはっきりと分かれつつある。「勝ち組」にビッグ3が入っていない。インセンティブやリベートに明け暮れたにもかかわらず、結果としてはマイナスに陥っている。

【改善対策】ボイジャーのパワステホースから作動油漏れ
ダイムラー・クライスラー日本は16日、クライスラー『グランドボイジャー』『ボイジャー』のパワーステアリングホースに不具合があるとして国土交通省に改善対策を届け出た。2001年10月から2002年8月までに輸入された'02年式の右ハンドル仕様、968台が対象。

メルセデスベンツ、トラック指定サービス工場が初営業開始
ダイムラークライスラー日本は、鈴木自動車修理工場とメルセデスベンツ商用車指定サービス工場契約を締結し、18日から営業開始すると発表した。国内でベンツ商用車の販売、サービスを行っているコマツの系列店以外では初めて。

三菱自動車、ディーゼルエンジン開発から撤退へ
三菱自動車は、ディーゼルエンジンの開発から撤退することが明らかになった。今後、ディーゼルエンジンについてはフォルクスワーゲン(VW)やダイムラークライスラーから調達する。9日、三菱自動車とVWが提携したことに伴う。

三菱、VWから『グランディス』用のディーゼル調達
三菱自動車工業は10日、フォルクスワーゲン(VW)から欧州市場向け乗用車に搭載するディーゼルエンジンを長期調達する契約をドイツで締結したと発表した。「EURO4」の排ガス基準に適合した最新の直噴式4気筒2リットルエンジンで、三菱は2005年から『グランディス』に搭載して欧州市場で売り出す。

いすゞが2002年トラック生産台数世界ランキングを公表
いすゞ自動車は、2002年トラック生産台数世界ランキングをまとめ、発表した。トラックメーカー各社の国ごとの生産台数をまとめたもので、1位は独ダイムラークライスラー、いすゞは3位だった。

アメリカ東部大停電の自動車メーカーへの影響
アメリカ北東部とカナダを襲った前代未聞の大停電により、操業を一時停止した自動車メーカーも多い。多くは18日月曜日から通常の業務に戻ったが、カナダ側ではまだ完全復旧に至っていない工場もある。

【新型『アクトロス』写真蔵】メルセデスベンツの大型トラックを見る
ダイムラークライスラー日本は、メルセデスベンツの大型トラックの『アクトロス』のキャブ外観、内装デザインを改良して7月16日から発売した。アクトロスは、1998年に発売、ビッグマイナーチェンジは今回が初めて。

ダイムラークライスラー北米不振で90%減益……第2四半期
ダイムラークライスラーが24日発表した、第2四半期(4-6月期)決算は、ドルに対するユーロ高と北米のクライスラー部門の不振が響き、純利益は前年同期比で90%減益の1億900万ユーロ(148億円)となった。

ヤナセ特約店各社、ダイムラークライスラー日本と直接取引き
ダイムラークライスラー日本とヤナセは、全国のヤナセ特約店各社がダイムラークライスラー日本と直接取引きを行うことで合意したと発表した。ヤナセ販売店でヤナセ直営以外のヤナセ特約店はこれまで、メルセデスベンツ車の供給はヤナセから受けていた。