三菱、VWから『グランディス』用のディーゼル調達

自動車 ビジネス 企業動向
三菱、VWから『グランディス』用のディーゼル調達
  • 三菱、VWから『グランディス』用のディーゼル調達

三菱自動車工業は10日、フォルクスワーゲン(VW)から欧州市場向け乗用車に搭載するディーゼルエンジンを長期調達する契約をドイツで締結したと発表した。「EURO4」の排ガス基準に適合した最新の直噴式4気筒2リットルエンジンで、三菱は2005年から『グランディス』に搭載して欧州市場で売り出す。

『グランディス』は、9日開幕したフランクフルトモーターショーに出品されており、まず04年から2.4リットルのガソリンエンジン仕様を投入する計画だ。三菱の親会社であるダイムラークライスラーとVWは10日、エンジン分野の包括契約を交わしており、VWは三菱とクライスラー部門に対し、合計で年12万基のエンジン供給を見込んでいる。

三菱は、欧州市場向けでは04年春に投入を予定している新コンパクトカー用について、ダイムラークライスラー製ディーゼルエンジンの供給を受けることも決めている。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集