12月3日までインテックス大阪で開催されている『ITSショー2001』には、最先端のITS技術が展示されている。いずれも開発メーカー自慢のシステムで、実証実験などでフィールド設置が始まっているものの、展示会レベルでは今回が初公開となるものも多い。
12月3日までインテックス大阪で開催されている『ITSショー2001』、メーカーや省庁などの開発関係者、それにマスコミは初日に行われた講演会に注目していたが、ちゃんと一般向けの展示コーナーも用意されている。ありがたいことにこちらの入場は無料だ。
社団法人の大阪国際見本市委員会は、11月30日から12月4日までの4日間、インテックス大阪を会場に『ITSショー2001』を開催する。初日からITS関連4省庁(国土交通省、経済産業省、総務省、警察庁)の担当者による講演会が開かれた。
国土交通省は、インターネット上に開設した「道路IRサイト」の情報開示対象を12月から主要国道事務所にも広げる。各事務所が実施する工事の入札結果や、担当地域の道路事業評価結果などを提供する予定だ。
ヤマハ発動機は、危機管理の一環として災害発生時、特に静岡県西部に大地震が発生した時の社員及び家族の安否確認の情報収集に、ITを活用した新しいシステムを導入する。12月1日から運用を開始し、全社訓練を1日9時から実施する。
いよいよETC(ノンストップ自動料金支払いシステム)が全国616カ所の料金所で30日午後3時からサービスを開始する。
『日経ビジネス』(2001年10月22日号)に掲載された「高価な車載器、利用者不在、天下り……ETCごり押し、国交省の独善」の内容について、国土交通省は誤解を受ける畏れがあるということでホームページ上で解説を加えた。
富士通テンでは、イクリプス・カーナビ用最新地図ソフトを12月1日に発売する。DVD-ROMの他、CD-ROMの最新地図ソフトも発売する。
ヤナセは28日、携帯電話向け情報提供サービスを拡充、12月1日から名称を「ヤナセ・モバイル・ストリート」に変更しリニューアルオープンすると発表した。NTTドコモの「iモード」に加え「J-スカイ」や「EZウェブ」のブラウザからも同社のホームページに接続できるようにした。