近畿日本ツーリスト東北とクラブツーリズム仙台旅行センターはこのほど、盛岡(盛岡市)~函館(北海道函館市)間を走る在来線貸切列車に乗車するツアーを企画した。「往年の青函連絡特急ルート」が再現される。
南海電気鉄道と和歌山県九度山町はこのほど、高野線の2000系電車と九度山駅を「真田色」で装飾すると発表した。戦国武将の真田幸村を主人公としたNHK大河ドラマ「真田丸」が2016年1月から放映されるのを機に、「真田の赤備え」で装飾する。
相模鉄道(相鉄)は8月23日、神奈川県海老名市内の貨物線を臨時列車で往復する「相鉄厚木線 乗車体験会」を開催する。
わたらせ渓谷線を運営する第三セクターのわたらせ渓谷鐵道は9月6・12日の計2日、日帰りの「廃線跡を歩こうツアー」を実施する。通常は立入禁止となっている間藤~足尾本山間(栃木県日光市)の廃線跡の一部をたどるもので、トロッコ列車にも乗車する。
東武が8月10日に発表した“SL復活宣言”で、にわかに注目を集める東武鬼怒川線。その下今市駅では「べんとーいかがすかーっ」という懐かしい売り声が響く。名物駅弁で知られるこの駅に今夏、新たな駅弁が乗り込み、“新旧駅弁食べ比べの旅”が楽しめるようになった。
叡山電鉄は8月29日、開業90周年記念イベントの一環として「八瀬えいでん《駅》地ビール祭り」を八瀬比叡山口駅(京都市左京区)で開催する。車内にビールサーバーを設置した「地ビール電車」も運行する。
西武鉄道は8月14日、「黄色い電車記念乗車券」を3000セット限定で発売すると発表した。22日に南入曽車両基地(埼玉県狭山市)で実施する一般公開イベントで先行発売し、27日から一般発売を行う。
可愛いキャラクター好きの間で密かに話題を呼んでいた台湾の「高捷少女」が、国内でライトノベル化されることが決定した。2015年冬にはGA文庫より第1巻が刊行される。
東京23区のチンチン電車、都電荒川線。いまこの“スローな電車”がさらに減速し、控えめに走るエリアがある。都電雑司ヶ谷電停と鬼子母神前電停の間だ。この区間で現在、都電の下に2車線の地下道路をつくる工事がすすめられ、地上の都電の線路も大きく変わったからだ。
次世代路面電車(LRT)の整備計画がすすむ宇都宮の街を歩くと、「巨額の税金を注ぎ込んでまでつくる必要ある?」「需要だけじゃない。行政のバックアップは不可欠」といった声が聞こえた。宇都宮市と芳賀町が描く路面電車の走る風景は、どう具現化されるか。