災害による鉄道路線の長期運休区間は、8月末時点で496.0km。7月末時点に比べ101.1km増加した。7月に不通となった能勢電鉄のケーブルカーが再開した一方、台風15・16号の影響で西日本を中心に運転見合わせが相次いだ。
北陸新幹線延伸や観光列車人気などで、鉄道の旅が注目されている首都圏。その影で、定期券と特急券で普通車自由席に乗車できる在来線特急も健在。ビジネス客や観光客を乗せ、都心を横断する特急「あずさ30号」もそんな列車のひとつだ。
1987年に廃止された三菱石炭鉱業大夕張線(大夕張鉄道)の終点・南大夕張駅跡地(北海道夕張市)を中心に保存活動を展開している三菱大夕張鉄道保存会は、9月5・6日に南大夕張駅跡で「汽車フェスタ2015」を開催する。
東京臨海新交通臨海線(新交通ゆりかもめ)を運営するゆりかもめ社は10月24日、開業20周年を記念して車両基地(東京都江東区)の公開イベントを実施する。
東急電鉄は、東急田園都市線宮崎台で運営する「電車とバスの博物館」を改装のため一時休館すると発表した。9月は連休を中心に新聞や壁画制作、駅員体験などのイベントを実施する。営業は9月27日まで。
箱根登山鉄道・富士急行・大井川鐵道・叡山電鉄・南海電気鉄道・神戸電鉄の6社は8月28日、毎年恒例の「‰(パーミル)会ヘッドマーク」掲出車両を運行すると発表した。
JR西日本は8月31日、台風の影響で一部の区間が不通になっている紀勢本線(きのくに線)について、9月1日の初発から全線再開すると発表した。
JR東日本秋田支社は10月10・11日、奥羽本線秋田~横手間で旧形客車による臨時列車『レトロこまち号』を運行する。奥羽本線全線開通110周年記念企画の一環。
阪堺電気軌道はこのほど、上町線住吉~住吉公園間(大阪市住吉区)0.2kmの廃止を国土交通大臣に申請した。2016年1月に運行を終了する。
台風15号の影響により一部の区間で運転を見合わせている肥薩線では、8月31日から代行輸送が行われる。肥薩おれんじ鉄道は8月29日の夜から運行を再開する。