マツダデザイン本部、モーリー・キャラム本部長:「第一印象では日産の『JIKOO』(時空)だったが、コンセプトを聞いて納得した」
三菱自動車デザイン本部、オリビエ・ブーレイ本部長:「公の場で他社を批判したくないので自社製品についていうと、ホンダ『オデッセイ』のパッケージングを『グランディス』に取り入れたいですね」
日産自動車デザイン本部、中村史郎本部長:「私はきっちりいいましょう。これはちょっと、というより、もっと頑張ってという応援で、ホンダの『HSC』です」
トヨタ自動車グローバルデザイン統括部、御園秀一部長:「日産の『Cノート』。主戦場でトヨタの製品に真っ向からぶつかる。ルノーとのセグメント分けも巧みだ」
スズキ商品企画統括部デザイン部、吉村等部長:「スバル『R1e』。小さいクルマとして手応えのあるカタチだ。日常生活に充分で、さらにキビキビした走りを予想させる。若年層からハッピーリタイアメントまで、幅広く受け入れられるのではないか」
スズキ商品企画統括部デザイン部、吉村等部長:「どのような作品でもいいところや独自の点を認めるように、フレキシブルな見方を心掛けているので、悪いデザインのクルマはない」
日産自動車デザイン本部、中村史郎本部長:「マツダの『息吹』が好きですね。注文を付けるともう少しエモーションがほしい」
トヨタ自動車グローバルデザイン統括部、御園秀一部長:「デザイナーは量産車の仕事で忙しいのでしょう。コンセプトはいいが造形力の足りないコンセプトカーがいくつかあった」
三菱自動車デザイン本部、オリビエ・ブーレイ本部長:「とくに1台はあげられないが、将来に過去を振り返って、2003年は日本らしいデザインを確立できた記念すべき年になるだろう」
マツダデザイン本部、モーリー・キャラム本部長:「ジープ『トレオ』。東京モーターショーは常に創造的で革新的だ。そうそう、三菱の自転車もよかった」