マツダ『デミオ』ベースの、小粋なスポーツコンパクトが出た! パワーユニットは2.0リットルへとランクアップ。
日産ブースでは、NISMO(ニスモ、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)などのパーツを装着したクルマが展示されていた。内外装だけでなく、エンジンのパフォーマンスアップを図っているのが特徴だ。
今年のロサンゼルスオートショーにははっきり言って活気が見られなかった。各メーカーはエコカー、グリーンカーなどを競ってこの場所で発表して来たが、今年はそうした傾向が明らかに減退した。
トヨタといえば「堅い」というイメージがつきまとうのだが、東京オートサロンの会場では違った。最も弾けた…というか、見ている側が「おいおい、これやっていいのかよ!?」と思ってしまうようなショーを今回は開催している。
マツダブースの展示車両のうち、今回最も勢いがあったのは『ロードスター・クーペ』だろう。様々な仕様のクルマが展示されていたが、ロードスターをクーペ化し、屋根を取り付けたマツダE&Tの技術を示すホワイトボディも同時に展示されていた。
「こっちもかなり大きい!」。デトロイトオートショー/デトロイトモーターショー・プレス初日に発表されたトヨタ『FTX』にも負けないほどの巨大な、三菱『スポーツトラック・コンセプト』。
メルセデスベンツ(ダイムラークライスラー)は今回、『Sクラス』にV6ガソリンエンジンと2つの電気モーターを駆使した世界初のFRハイブリッドも発表。
「限られた枠のなかでもダイナミックさを求めた。バッテリーは他のEVと違いドライバーの左右に配置することで低重心を実現した。目指したのはカッコイイ一人乗りのスポーツカー」とゼロスポーツの小野木氏。
三菱自動車は東京オートサロンで、2004年世界ラリー選手権(WRC)復帰に向けた新型ワールドラリーカーの「ランサーWRC04」を日本で初披露すると発表した。ほかに『ランサーエボリューションVIII MR』も出品。
『Rクラス』になるといわれているメルセデスベンツ『ビジョンGST』コンセプトが、デトロイトオートショー/デトロイトモーターショーに再び登場。05年春、アラバマ州タスカルーサ工場で生産開始、同年秋の発売を狙う。