マツダがジュネーブモーターショー(2日−14日)に展示した『MXマイクロスポーツ』コンセプトのデザインは、最近のマツダ・アイデンティティである精悍な表情とは少し違う方向へ振られたようだ。
プジョー『407』のセダンとSWが発表されたジュネーブモーターショー。今回はさらに「シルエット」と称するレース仕様コンセプトが登場。全長4670mm x 全幅1900mm x 全高1370mm、ホイールベースは2720mm。
マツダ『MXフレクサ』コンセプトは、仕向け地別に表情や、仕様などの小変更を施して、ほぼこのままの車体寸法で売り出されるとのこと。
こりゃー、参った! ステアリングを握り、左右を見渡すと『MINI』(ミニ)に乗っているような、いないような。自然とウキウキしてしまう。なんだろう、この気持ち。筆者だけでなく、この魔力に包まれたメディア関係者は多いようで……。
マツダがジュネーブモーターショーに展示した『MXマイクロスポーツ』コンセプト(初出は1月のデトロイトショー)はコンパクトカーでありながら、シックで質感の高い内装を持つ。
金がうなるようにあったなら……。絶対にコレ欲しーい! 正直、そう思った一品。カロッツェリアの老舗、ベルトーネの新作、『JET2』。要は、アストンマーチン『バンキッシュ』のステーションワゴン。
ルノー『ウィンド』のエクステリアはまさに風のように流れる線と面で構成されている。ルノーコンセプトカーズ・エンジニアリングマネージャーのデニス・ファルク氏はその形を「川の中の石」と表現する。
イタリアのカロッツェリア、ザガートと、アストンマーチンとの関係は60年代以来。2004年ジュネーブモーターショー(2日−14日)でザガートは、アストンマーチン『バンキッシュ・ロードスター』を提案した。
BMWはジュネーブモーターショー(2日−14日)に『コンセプトM5』を出展、次世代“ビジネスマン・エクスプレス”をかいま見せた。F1テクノロジーをふんだんに流用、エンジンはV10を積む。
『MXマイクロスポーツ』はマツダとして久しぶりとなるホットハッチ。マツダのホットハッチには、かつては『ファミリアGT』シリーズなどがあったが、最近は際立ったクルマがなかった。