フォードはグループが世界各地で展開する主要車種をショーに集結させ、グループ全体の訴求に務めた。その中で、フォードがアメリカ企業であることをアピールしていたのがフォード『マスタング』。
独立系ローカルメーカーのBYD。あまりにも気になったのでじっくりとブースを観察してみた。人魚のコスチュームのコンパニオンはご愛嬌。ミニバンコンセプトとハイブリッド市販車でやる気を見せる。
フォードは北京モーターショーで『フォーカス・セダン・コンセプト』を発表した。今後、洗練の度合いを増す新型フォーカスの予告である、とフォードは明言している。
上海に工場を持つ民族系メーカーの奇瑞だが上海汽車集団には所属していない。独立系である。しかし、それなりの商品開発力があるため、完全コピー車ではない独自開発モデルを生産し、その安さを武器に販売実績を伸ばしている。
アンティークな建物の間を先端技術のエコカーが埋めた。その数およそ100台。環境省などが主催して5−6日の2日間、神奈川県横浜市みなとみらい21地区の赤レンガ倉庫広場で「エコカーワールド2004」が開催された。
南京汽車とフィアットの折半出資会社である南京フィアットは、02年からインドやブラジルなど第3世界での生産を狙って開発されたモデルである『パリオ』の生産を開始した。
香港から近いシェンチェンにあるローカルメーカーのBYDは、この会社の中国語表記の漢字がワープロソフトの中に入っていないため、ローマ字表記でご勘弁を。「ヒアデ」とでも読んでください。
東南汽車は、三菱が15.4%を出資する台湾の中華汽車と福建省の福州汽車との合弁会社。三菱自工は間接的に影響力を持っており、現在の東南汽車の主力は『ランサー』だ。
GMは北京モーターショーを機に、キャデラックの中国市場進出を公式に発表した。ショー会場には『CTS』、『SRX』、『XLR』の3モデルが並べられ、秋から順次デリバリーが開始される。
フォードグループは世界展開する全ブランドを北京モーターショーに集結させたが、PAG=高級車グループに属するアストンマーチン、ジャガー、ランドローバーは中国ではお初。ボルボはすでにおなじみである。