アメリカといえばステーションワゴンの国、と言うイメージがあったが、現状はそうではない。代わりにミニバンやSUVが大流行だ。新型日産『エクステラ』はそんな背景から生まれた、『パスファインダー』の派生モデル。
イタリアのモトグッツィ(日本法人:福田モーター商会)は、鮮烈なカラーリングの限定車『コッパ・イタリア』をはじめとした、イタリアンバイクならではの“粋”と“華”を見せる展示方針だった。
トヨタがアメリカで展開する若者向けのブランド「サイオン」では、これまで日本のトヨタ『bB』『ist』をバッチを変えて販売してきたが、今回のモーターショーでは、新しくサイオンブランドに投入する専用車種『tC』の値段が発表された。
オートバイ販売店レッドバロンは、カスタマイズ車についてオリジナルブンド「REDBRO」(レッドブロ)を立ち上げた。東京モーターサイクルショー(4月2−4日)には、イタリアのビモータ『SB8K』をベースにした、レッドブロ・ビモータ『SB8K“ウルティモ”』を展示した。
トヨタの高級ブランド、レクサスは4月8日、ニューヨークオートショー(ニューヨークモーターショー、一般公開:9−18日)でデザインコンセプト『LF-C』を発表した。レクサスブランドの新しい方向を示すデザインコンセプト「LF」シリーズの3台目となる。
ドゥカティは東京モーターサイクルショー(4月2−4日)に、ネイキッドバイク「モンスター」、スポーツトラディション「スーパースポーツ」、欧州グランツリズモ「スポーツツーリング」、ドゥカティDNAを最も強く表現した「スーパーバイク」、そして新世代スポーツバイク「ムルティストラーダ」などの2004モデルを展示。
トヨタはシカゴ・モーターショーでデビューした『ソラーラ・コンバーチブル』をニューヨークオートショー(ニューヨークモーターショー、一般公開:4月9−18日)にも展示。3.3リットルV6を搭載する。トランスミッションは5AT。
ヨーロッパで唯一のフルラインメーカーであるアプリリア。東京モーターサイクルショー(4月2−4日)でも、2004年フルモデルチェンジを遂げた旗艦モデル『RSV 1000R Factory』を筆頭に、ネイキッドロードモデルの『TUONO』、スクーター『ATLANTIC』、『SCARABEO』など、各シリーズを展示。
「トラックマーケットに踏み出す最初の一歩」と、ドン・エスモンド副社長が言うまでもなく、トヨタ『タコマ』はビッグスリー最後の牙城であるトラックマーケットへの刺客である。
日本法人はカジバジャパンを名乗るが、スウェーデン由来のハスクバーナとともにMVアグスタグループを形成する。MVアグスタは『F4 1000TAMBURINI』、『BRUTALE AMERICA』、ハスクバーナは『SM630R』、『TE510CENTENNIAL』、カジバは『XTRA-RAPTOR』などを展示。(第31回東京モーターサイクルショー、4月2−4日、東京ビッグサイト)