今年のデトロイトオートショーで目立ったのは、FR(後輪駆動)の復活。例えばフォード『マスタング』、マーキュリー『メッセンジャー』、ダッジ『マグナム』、キャデラック『シックスティーン』、アストンマーチン『AMV8バンテージ』、メルセデスベンツ『Eクラスエステート』など、数え上げればきりがないほど。
スズキは28日、50ccスクーター『レッツII S』を2月5日から発売すると発表した。低価格機種の『レッツII スタンダード』をベースに、走行性能や利便性を高めた。
日本GM(ゼネラルモーターズ)は、5人乗りのコンパクトワゴン、新型(2003年型)シボレー『MW』を2月1日から発売すると発表した。シボレーMWはスズキからのOEM(相手先ブランドによる供給)車。
フォルクスワーゲングループジャパンは、VWが輸入車販売台数ナンバーワンとなったのを記念して、『ゴルフ』に特別仕様車「Eins」(アインス)を設定、2月1日から発売すると発表した。
トヨタ『ウィッシュ』より大型、2.0リットルクラスのピープルムーバーはリアドアにスライドドアが装備されている車種が人気だ。また小型のクラスのミニバンでもリア・スライドドアを装備するものがある。ウィッシュではリア・スライドドアの可能性はなかったのか。
第2トヨタデザイン部の大島誠部長は『ウィッシュ』の顔について「トヨタのヨーロッパ市場向け車種と同様」のモチーフだという。そこでウィッシュの輸出計画について尋ねると「新規開発車種を一部市場だけの販売にとどめるのではなく、広く販売できればいいですよね」との答え。
第2トヨタデザイン部の大島誠部長は「われわれが『ウィッシュ』で目指したのは“気軽さ”なんです。大きなミニバンに一人で乗っていると、後ろの大きな空間で空気を運んでいる空しさがありますよね。それを感じさせたくなかったのです」という。