スバルが限定的な形で発売した電気自動車の『プラグインステラ』は、良く走るクルマに仕上がっていた。
ボルボに欠けていたのは、デザインのセクシーさだと思う。木を使った北欧家具はあんなに素敵なのに、鉄板をいじらせるとどうしてこうもヘタなのか。でも、『XC60』でそのあたりにも希望の光が見えてきたようだ。
ここ最近では、“らしさ”が蘇り、往年の輝きを取り戻してきたように感じられるメルセデスベンツだが、10年ほど前から比較的最近まで、コストダウンの痕跡があからさまに見受けられるものが多かった。
「B4」を名乗るセダンと「ツーリングワゴン」があくまでも“主役”である日本の『レガシィ』。が、そんなこの国よりも遥かに多くの台数を捌くアメリカ市場では、「アウトバック」がその座を治める。
ずっと情報を小出しにしていた三菱『i-MiEV』に対し、唐突に、しかもi-MiEVの前日に発表されたことには、当初は不快感すら覚えたものだが、ひとまずそのことは忘れて試乗。
昔ながらのクルマに興味がある向きには“おそろしく格好悪い”と見えてしまう『HS250h』も、そうじゃない人にはどうやら“そうでもない”らしい。
中身は『ミラ』。だけど、鼻先とハンドル中央のダイハツマークをとるだけで、こんなにお洒落になってウケがいいとは、ダイハツにとって嬉しいのか悲しいのかよくわからない。
新しいフェラーリだ。60年代半ばの『ディーノ』登場にも匹敵する、新展開だと思う。
発売1か月で受注1万台。ヒットの要因はハイブリッドであることはもちろん、今や数少ない手頃なサイズの高級セダンであることだ。『プログレ』、『ブレビス』、『ヴェロッサ』などの10年選手のトヨタ車ユーザーは特に気になるはず。
インポーターは14年ぶりの『Eクラスクーペ』復活とアナウンスするけれど、実は『CLK』の後継車で、ホイールベースは『Cクラス』と等しい。メカ的にはEよりCのセダンに近いようだ。