「何かこれって気持ちイイ!」と、乗り込んだ瞬間にそう思わせてくれるのがフルモデルチェンジなった『C3』の大きな売り。そう感じさせてくれる最大の原動力はもちろん、“ゼニス・ウインドウスクリーン”を名乗る頭上にまで達する超大判のウインドシールド。
「ヤングファミリーがメインターゲット」(アウディ)だそう。しかしアラ・フィフなオジサンにもササるのでは? その世代を地で行くレポーターも、実車と対面し「初代TT以来の、ここ最近で久々に格好いいアウディだ」と実感したほど。
スターターモーターが発する安っぽいノイズには興ざめなれど、アイドリングのスムーズさはやはり3気筒ユニットを積む1リットルモデルとは大違い。「なるほど、これはなかなか良さそうだ」と期待を持ったものの、いざスタートを切ってみれば今度はガッカリ。
フルモデルチェンジでより“ヌメヌメ感”の強いデザインが与えられた新型『フーガ』のルックスは、日本のフラッグシップセダンとしては例外的なまでに強いエモーショナル感が特徴。
先代W211型『Eクラス』の日本に導入されたガソリンエンジン車は、ボトムグレードでも6気筒であることがひとつのウリだった。ところが新型では、1.8リットルの4気筒エンジンにターボチャージャーを組み合わせたCGIユニット搭載車がついに設定された。
08年12月に登場したZ34型・6代目『フェアレディZ』。そのバリエーションとして、先代に続き登場したのがロードスターだ。
直噴ヘッドを採用の完全新開発エンジンを搭載し、デュアル・クラッチ・トランスミッション“PDK”も設定…と、ついにカレラ・シリーズ同様の新世代パワーパックを手に入れた最新の『911ターボ』は、まずは日常シーンでの使い勝手をさらにUP。
これまでは「メルセデス・ベンツ車ベースのハイパフォーマンスカー製作者」だったAMGが、「コンセプト作りからを手掛けた初めてのモデル」というのがこの1台。
事実上、日産のフラッグシップモデルとなるだけに、新型『フーガ』は相当に気合の入ったクルマに仕上げられた。
“軽”の『アルト』が、コンパクトカーに肉薄する勢いで一新された。外観は“LEGO”のジドウシャのようだった先代から一転、『スイフト』にも通じる存在感に。プレスドアを採用し、ドア開口は先代より大きく、乗降性もいい。