信号待ちで止まっているとほんの少しだけシートバックに振動を感じる。新型はエンジンからバランサーシャフトを取り去った。
トヨタの資料には「スポーティさ際立つ本格FRセダン」とある。その謳い文句がもっとも素直に納得できたのが“250G・Sパッケージ・リラックスセレクション”だった。
新型VW『ポロ』はいたってベーシックで、よくできたコンパクトカーだが、欧州や日本のBセグのライバル車に対して、何か圧倒的なアドバンテージを持っているわけではないと思う。
1964年の初代の姿をかなり意識して登場したのが先代『マスタング』。その先代をベースに大幅改良されたのが新型だ。
もうひとつVW『ゴルフヴァリアント』の魅力が「走りのよさ」だ。これはTSI+DSGの特長でもあるのだが、フォルスワーゲンのエコ技術は、エンジンのパワー感やダイレクト感を犠牲にしないよう腐心されている。
先代Eクラスの時代から、欧州では3.5リットルV6のCGIが設定されていた。だが、日本に真っ先にやってきたCGIは……いちだんとエコなメカ構成の1.8リットル直4ターボだった。
新型『ステップワゴン』は、96年に誕生した初代の志を思い起こさせる原点回帰を感じさせたクルマであるのが嬉しい。エンジンは2リットル一本に絞られ、これにCVT(4WDは4速AT)を組み合わせるのを基本とする。
そこで今回のアンプラグドは特別編として、新型ゴルフヴァリアント国内試乗会から、この新型車の特長と魅力についてレポートする。
2種類あるV6エンジンの3リットルを3.5リットルに拡大し、スタンダードな「250G」、ラグジュアリーな「350プレミアム」のほかスポーティな「350S」を用意して、デザインともどもダイナミックさを強調してきた新型『マークX』。
セダン不調といわれて久しい昨今、『マークX』の立ち位置は微妙だ。