【トヨタ マークX 試乗】理屈抜きでスパッ!と…島崎七生人

試乗記 国産車
マークX 250G Sパッケージ
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トヨタの資料には「スポーティさ際立つ本格FRセダン」とある。その謳い文句がもっとも素直に納得できたのが“250G・Sパッケージ・リラックスセレクション”だった。

ベース価格の299万円も非常にアクセプタブルなこの仕様、理屈抜きでスパッ!と気持ちよく走ってくれるのだった。18インチタイヤも負担になってないどころか、クルマによく適応させてあり、コーナリング時の安定感、正確な手応えを残すステアリングフィールを実現。その上で乗り味もスムースでフラットだ。

203ps/24.8kgmの性能をもつ2.5リットルエンジンもキレのいいパワー感で、走りの爽快感を存分に味わわせてくれる。別に乗った350Sや基準仕様の250Gよりも、もっとも焦点の定まった走りに思えた。

フロントグリルの巨大なX(エックス)が×(バツ)に読めてしまう……など、個人的な感想はあるが、外観スタイルも手堅く、大ハズシはしていない。光沢のクロームを大胆にアクセントにした内装も、デザインセンスは可も不可もない。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年より「GOLD CARトップ・ニューカー速報」の取材/執筆を皮切りにフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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