11月下旬に発売が予定されている次期『アテンザ』のプロトタイプ車に箱根ターンパイクで試乗した。プロトタイプ車ながら、有料道路を貸し切りにして一般道での試乗会だった。
メガウェブで開催されたトヨタの環境技術発表会で、間もなくリースが開始されるiQベースの電気自動車『eQ』が公開され、ライドワンで短時間の乗車体験をした。
フェイスリフト後の新しいルックスがベース。ディテールは相当にヴィヴィッドだ。が、ブラングラシエという名の白いボディにグレイの2本ストライプ(Gのロゴがパターンで入る)はシックな趣も。リヤではハッチ側にも灯体が設けられたのが新しい。
実際に街中に停めて眺めてみると、豊かな面質で、2次元の印刷物で見るより存在感がある。『フィット』や『ラクティス』と見間違う心配はなさそうだ。
11年ぶりの新型として登場した日産『NV350キャラバン』。4ナンバーの働くクルマながら、驚くことに室内は、天井を含めほぼ鉄板が隠されたフルトリム状態。インパネにも、昔のように省かれた装備の穴埋め用グロメットが見当たらない。
ドイツ・ブレーメン工場で生産されるという『GLKクラス』。少々ユニークなフォルムが印象に残る。長めのノーズ、『190E』の頃のような立ち気味のAピラーとフロントスクリーン、車高はあるが低重心のボディetc…。
変わらぬボディに最新のエンジン。まさに昔のライカをデジカメにしたようなモデルである。登場から33年、個人的にも前回の試乗は「ゲレンデヴァーゲン」と呼ばれていた20年近く前。だが、変わらなかった。
何しろルックスがいい。車高を上げ、225/55R17タイヤ、樹脂フェンダーなどで逞しさの増した足元と、ボディのクッキリとしたデザインのハーモニーがマッチして見える。
日本で手に入るジープのラインアップ中、もっとも手頃な価格設定なのがこの『パトリオット』だ。『コンパス』とはプラットフォームが共用で、全幅1810mmとSUVとしてはコンパクトなのが嬉しい。
2012年3月、日本市場に投入されたジープ『コンパス』。