予備知識なく運転席に座った瞬間、「見晴らしが相当よくなった」と感じた。試乗後、開発者に尋ねるとインパネを20mm低く、20mm前出しし、サイドウインド下端も15mm下げたという。着座位置は変わらないから、相対的に視界の広いクルマになったという訳だ。
facebookにチラッと写真を投稿してみたところ、大人の女性からの「いいね!」が真っ先にあった。品がある、かっこいいetc……。もちろんそれで正しい。オトコはとかくスペックで判断したがるが、こういうクルマでそれは野暮だからだ。
最もコンパクトなアウディ、『A1』に加わった5ドアの『A1 Sportback(スポーツバック)』。厳密に見るとVWポロより25mm短く、60mm幅広く、35mm低い(ホイールベースは5mm短い)。
同じコンパクトカーでもフィアット500が情感に訴えるタイプだとしたら、up!は理性に問いかけるタイプ。
新型ワゴンRは低燃費、エコ性能に特化した新型だ。基本的なデザイン、パッケージは先代と大きく変わらず、しかしJC08モード燃費はNA車で最高28.8km/リットル。ターボでも26.8km/リットル。ハイトワゴンにして4WDを含む全車免税適合車なのだからすごい。
『カローラ』というとおじさん向けのクルマと考えている人が多いが、実は必ずしもそうではない。もう何年も前から、カローラの中ではセダンのアクシオよりワゴンのフィールダーの方が良く売れていて、フィールダーでは若いユーザーの比率が高いからだ。
『パサートCC』がマイナーチェンジで『フォルクスワーゲンCC』に名前が変わった。日本ではCCがフォルクスワーゲンのフラッグシップモデルになる。
11代目の『カローラ』は国内専用モデルとして『ヴィッツ』系のプラットホームを採用して登場した。格下の車種と同じプラットホームなのでどんなクルマに仕上がるのか乗る前には懸念も感じられたが、想像する以上にうまくまとまっていた。
2011年5月に登場した現行パサートはセダン/ヴァリアントともFF車だけで4WDの設定がなかった。そこでヴァリアントに4WD車が追加されたのだが、単なる4WDではなく、SUV感覚を備えた4WDとしてオールトラックが登場した。
『ウィッシュ』や『ストリーム』など、全高を抑えたタイプのミニバンは、かつてとても良く売れた時期があった。しかし最近では、背の高いミニバンが売れ行きの主流になっている。そんな中でマイナーチェンジを受けたウィッシュに試乗したら、改めて低全高の良さが分かった。