ほめたい部分は、静粛性の高さ。エンジンノイズは低く、飛ばしても快適。また、乗り心地も好印象だ。
顔つきは大人しいんだけど、たしかにキャビンは静かだし、スゴく高そうな感を醸し出してるんだけど、走りはもっと凄かった。
フィアット系列はとてもセンスがよい。このパンダも例外に漏れず、とても可愛いフォルムとインテリアを持っている。リヤドアからちょっとしかないフェンダーアーチ、そしてリヤゲートへとなんでもないようなつくりなのに、本当にセンスがよい。それに尽きるこのクルマは。
やることがBMWだよ、このクルマ。細かいことに本当にこだわる。ハンドリングのために縦置きエンジンのFR。このクラスにプレミアムなんてナンセンスと思っていたけど、やっぱりFRっていいなぁと感動もしたりして…。
たしかに1000万円もするカイエンを買うんだったら、これでじゅうぶんって気がする。デザインも個性的だし、よくできているもの。走りも、SUVという前置きを忘れなければ、非常によく曲がる。
賛否両論のボディデザイン。今までの端正で美しいテイストをそれなりに残しつつ、フロントマスクをはじめ、かなりワイルドに。好き嫌いはわかれそう。
現在のBMWテイストを凝縮したようなクルマ。現行『7シリーズ』から始まる、チーフデザイナー クリス・バングル路線のデザインは、現行ラインナップの中でもトップクラスの出来。『Z4』並みのカッコよさを誇る。
乗り降りのしやすさという点で、ポルテの序助手席スライドドアは秀逸。これだけ大きなドアが取り付けられればリヤドアなど必要ない。
キャラ(クター)の強さは国産屈指だろう。尊大な威圧感があるわけではなく、それでいて存在感がある。質量もかなりのものだが…。
いや〜最近の韓国車、頑張ってます。そんな第一印象。際立つ個性とか、飛びぬけた性能といった、JMを積極的に買う理由ってのはまだ希薄な気がするのだが…