トヨタの世界戦略車として開発されたコンパクトカーも3代目ともなるとルーチンワーク的なフルモデルチェンジになってしまうのかと思わされた。
レクサス版の『プリウス』といった位置付けにあるのが『CT200h』。レクサスブランドのエントリーモデルとして設定されたクルマだ。
今どき、軽自動車以外のほとんどのクルマは海外での販売を前提に開発されるが、『ソリオ』は国内専用モデルとして開発された。三菱にOEM供給するものの、国内専用というのはかなり気張った車両開発といえる。
新型『MRワゴン』は外観デザインの方向性を変えてきた。これまでのモデルは子育てママを意識したものだったが、今回のモデルは男女を問わず受け入れられる方向を目指したからだ。
ファミリーミニバンの定番ゆえ“慎重なフルモデルチェンジ”とみえる(特にミニバンに生活上興味のない筆者にとっては)のだが、あれだけ売れたのだ、さぞかし旧型オーナーなら悔しく思うであろうパートも多い。
2月から3月にかけての決算期は最も車が売れる時期。エコカー補助金が終わり、新車購入のメリットが薄まったため、販売店においても今年は中古車のマーケットが活況だという。
だっら~ん。この感じ。このゆるんだ感じ。なにも考えず、ただ、ほわんほわんとしたサスペンションから伝わる揺れに、体を任せるこの感じ。たまりません。
新型『ムーヴ』はパッケージングが変った。ホイールベースを短縮して室内長もやや短くなったのだ。これは広さに関してはすでに十分なレベルにあるため、燃費向上のために新しいパッケージングを採用したのだという。
ミドルクラスのミニバンの中で好調な売れ行きを続けてきた『セレナ』がフルモデルチェンジを受け、走りの性能や使い勝手を大きく進化させてきた。
運転席に座ったとたん、デジャブかと思った。この感覚。この大きなガラス面積から外が見渡せる独特の感覚。前に同じ体験をしたことがある……なんだっけ? そうだ、観覧車だ!