国土交通省は19日、「自動車環境アセスメント」の実施に向けて検討会を設けた。制度案を来年度末までに決めたうえで、2004年度から車種別の“環境格付け”を公表する考えだ。
GM(ゼネラルモーターズ)と運送会社のフェデラル・エクスプレスは、日本で燃料電池自動車の商用テストを行うため、共同プログラムを行うことで合意したと発表した。GMの燃料電池車をフェデックスが宅配車両として使う。
マツダは16日、先進安全技術を搭載した車両の公道走行試験を開始すると発表した。同社の『MPV』をベースに試験車両を開発し、国土交通省の大臣認定を受けてナンバープレートを取得。公道での走行試験を通じてデータ収集・分析を実施し、実用化のための開発を進めていく。
国土交通省、環境省は16日、DMEやバイオマス燃料など、ガソリン・軽油以外の燃料についての環境性能調査を行うと発表。学識経験者らによる調査検討会を設置し、排ガス性能や、低温流動性、酸化安定性など燃料自体の調査に取り組む。
国土交通省は16日、燃料電池バスの試乗会を開いた。会場となった本省前には、トヨタグループが開発中の燃料電池ハイブリッドバス『FCHV-BUS1』が展示され、国交省幹部や報道陣らを乗せて霞が関周辺を走行。「非常に静かだ」などの声があがった。
国土交通省は10日、「ディーゼル黒煙クリーンキャンペーン」の結果をまとめた。7月、10月を重点月間として街頭検査した結果、黒煙を検査した3485台中、71台に基準値越えが見つかり、整備命令書を出した。
アメリカの道路交通安全保険協会(IIHS)が独自に行っている衝突時のバンパーダメージテストで、スズキの『エリオ』が最悪に近い評価を受けた。同協会が行った5マイル/hの低速クラッシュテストでさえ、エリオはダメージ金額1100ドル=約13万5000円、という結果だったのだ。
デンソーは4日、トヨタ自動車と共同開発したフロンフリーエアコンが、燃料電池車・トヨタ『FCHV』に搭載された、と発表した。フロンを冷媒として使わないカーエアコンが市販車に搭載されたのは世界で初めて。