環境に優しい車(EFV)について議論するEFV国際会議が24日、議長声明を出して閉幕した。主催者は「情報交換ができて有意義だった」(国土交通省)と強調したが、国交省が当初の議長声明案で予定していた次世代EFVの開発目標などは結局、盛り込まれなかった。
日産ディーゼル工業は24日、同社の『キャパシターハイブリッド中型トラック』が、2002年度省エネ大賞の「経済産業大臣賞」を受賞した、と発表した。
道路サービス機構は、東名上郷SA(愛知県豊田市)内に天然ガスステーションを新設する。既存のガソリンスタンドに併設し、24時間営業とする。オープン日は2月14日の予定。同機構はすでに、足柄SA内にLPG充填施設も持っている。
SUVはその燃費の悪さから批判の対象となっているが、乗用車よりも頑丈で安全、と信じられ人気は衰えていない。ところがNHTSAが横転による死亡事故の調査報告を発表、SUVの安全神話が脅かされている。
ホンダは、環境への取り組みをまとめ、その活動の全容を詳細に解説する環境冊子『Honda ECOLOGY』をリニューアルするとともに、新たにCD-ROMを添付したと発表した。
三菱自動車工業とフタバ産業、東洋紡績の3社は14日、世界で初めて、エアバッグ用の布の端材を再利用したキャニスターケースを共同開発した、と発表した。三菱は今年7月から量産車への採用を開始する。
GMは来年から新しい「ディスプレースメント・オン・デマンド」技術を車に導入する、と発表。この技術はパワー供給が少ない時にエンジンのシリンダーの半分を休止させ、燃費を向上させるというシステムだ。
国土交通省は、ドライバーに向けたASV(先進安全自動車)のビジョンを近くまとめて公表する。ASVの派生技術が普及段階に入るなか、ドライバーがASV装置を過信したり、誤った使い方をして事故を起こすのを防ぐのが狙いだ。
経済産業省、国土交通省は25日、LPG(液化プロパンガス)自動車の燃費目標基準案をまとめた。車両重量に応じて9段階の燃費目標(4.8〜15.9km/リットル)を決め、メーカーらに対して2010年度までの達成を求める。