GMは来年から新しい「ディスプレースメント・オン・デマンド」技術を車に導入する、と発表。この技術はパワー供給が少ない時にエンジンのシリンダーの半分を休止させ、燃費を向上させるというシステムだ。
GMによるとこのシステムにより燃費はおよそ20%向上する。まずは2004年モデルのV8パワートラックなどの大型SUVを中心に導入される予定。
「DoD」と短縮して呼ばれるこの技術、数年後にはGMのあらゆるジャンルのクルマへの導入も検討されており、ハイブリッドなどを使わなくてもかなりの燃費向上が期待できる、と副会長のボブ・ラッツ氏は語っている。おそらくV8の次にはV6エンジンへの導入が考えられ、中型SUVがこのシステムに切り替えられるものと噂されている。