今年のCOTYは、クルマを取り巻く環境の激変を反映し、ドラスティックな変わり方を見せていた。選考の主役が国産車ではハイブリッド2車と電気自動車となったのだ。
フォルクスワーゲンは22日、欧州向けの『ポロ』『ゴルフ』『ゴルフプラス』に1.2リットル直4ガソリン「TSI」エンジンを投入した。
トヨタは20日に発表された新型ハイブリッドセダン『SAI』を東京モーターショーに出品した。ハイパワーと低燃費を両立した、2.4リットルエンジンとモーター、リダクションギアを組み合わせた最新のハイブリッドシステムを搭載する。
スポーツスクーターと小型ループタイプをラインアップするADIVA(アディバ)は、エコロジーモデル2タイプと、フロント2輪スポーツモデル1タイプを東京モーターショーに参考出品。かなり完成度が高く、あとは値付けを待つばかりという段階だ。
昨2008年から日米でリースを開始した燃料電池車『FCXクラリティ』。日米あわせて20台のFCXクラリティが存在するが、そのすべては「スターガーネット・メタリック」のボディカラーに統一されている。
三菱自動車が東京モーターショーに参考出品した、『i-MiEV』(アイミーブ)の商用版ともいえるモデルが『iMiEVカーゴ』だ。
東京モーターショーで発表された日産『フーガハイブリッド』は、日産初の独自開発による市販ハイブリッドモデル。2010年秋から発売が予定されている。
イヤーカー(本賞)の選考は、今の時代としての重要課題であるCO2低減(省燃費も同じ意味)率の高いパワートレイン(動力系機構)の対決という観点を元にしつつ、自動車トータルとしての視界や乗り心地、各操作機構などを綜合的に判断して配点した。
「鳩山政権が掲げる二酸化炭素25%削減は世界が注目する数値で、2020年に向けて国をあげて取り組む中で,これまで日本経済のエンジンとして活躍された自動車の役割は大きく、次世代エコカーの開発などに期待したい」
エコカーだけをエコひいき……した訳ではなかった。が、今年のイヤーカーにはトヨタ『プリウス』を推し、次いでホンダ『インサイト』を評価することにした。