イヤーカーの採点・配点で、私は『プリウス』にフルマーク(10点)を与えた。理由は、見事なる成熟と、そして現状に甘えることのない、あくなき開発スピリットの発揮であった。
ヤマハ『EC-03』は、「ライト・スマート・クリーン&サイレント」をコンセプトにした100%電気エネルギーで走るエレクトリック・コミューター。
スバルは電気自動車『プラグインステラ』と、セレクトショップとして有名な「BEAMS」とのコラボレーションデザインを施した『Plug-in STELLA feat.BEAMS』を出品。電気自動車を使う事の楽しさをアピールする。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は電気自動車(EV)『リーフ』が、20日に発表したバッテリーの2次利用などにより「世界初の手ごろな価格でのゼロエミッション車になる」と強調、2010年末に始まるEV事業に改めて自信を示した。
東京モーターショー、スズキ2輪車で世界初公開された『バーグマンFUEL CELLスクーター』。フレーム内には2輪車で初めて700気圧の高圧水素タンクを搭載し、空冷式燃料電池システムを使って走行する。
三菱自動車工業の益子修社長は、7月に発売した電気自動車(EV)『i-MiEV』の納車が600台を超えたことを明らかにし、順調な立ち上げをアピールした。
ホンダ『EVE-Cub』は、言わずと知れた原動機付き自転車『スーパーカブ』の電動二輪コンセプト。デザインは膝の部分に風防を持つオリジナルのスーパーカブのスタイルがモチーフで、そこにEV時代を感じさせる新しさを加味した。
今年は『プリウス』対『インサイト』のハイブリッド対決となり、最後まで勝敗の行方の見えない激戦でした。
『PX-MiEV』は、新開発の「三菱プラグインハイブリッドシステム」を搭載し、50km/リットル以上の超低燃費を実現したSUVタイプのコンセプトカー。
ハッキリ言って今年は“電気自動車元年”という他はない。というか今年を逃したら他はない。だから、1位『プリウス』は全く持って残念だし、相変わらず日本人は、感動に非正直だと思う。なにが理由かはわかりませんが。