4月1日から全国の日産系ディーラーで予約受注を開始した『リーフ』。昨年末から3月にかけて集めた「ウェブ先行登録」では、「大口法人自治体」が1600台、一般が7700台の合計9300台となり、数字だけでみると2010年度の目標台数6000台をすでに超えたことになる。
全体の約8割を構成する一般ユーザの年齢比率グラフを見ると、40歳代をピークにした山になっていて、60歳代にむけてなだらかに下降している。メインユーザは40代から上と考えられる。
「もともとクルマに興味を持っている人たちで、エコ全般に関心があり、環境対応車に注目している世代だろう」と同社。
もともと法人・自治体をメインターゲットとして昨年夏に販売を開始した競合の三菱EV『i-MiEV』は、値下げしてリーフに対抗する。すでに街じゅうを走っているi-MiEVに試乗して決めるか、今夏開催予定のリーフ試乗会を待って検討するか、EV購入を考えるユーザにとっては選択の楽しみが増えたかたちだ。