日産自動車は30日、電気自動車(EV)『リーフ』の予約開始を発表。同日に行われた会見の中で日本マーケティングセールス担当の片桐隆夫常務は「戦略的日産充電ネットワーク」と題した、日産ディーラーを中心としたEV充電ネットワークの拡充を発表した。リーフの12月発売までに、日本全国の日産ディーラー全店舗、約2200店に200Vの普通充電器を設置、そのうち約200店舗に急速充電器を設置する。半径40km圏内に急速充電器設置店を一店設置することで、日本全国をカバーする。EVの最大の課題とされているのが航続距離と充電場所。リーフの航続距離は160kmと発表されており、40km圏内に急速充電器があることで実質電力切れの心配がほとんどなくなるという。また、会見の中で行われた質疑応答の中で志賀俊之COOは「EVの普及を第一に考えており、他社製EVでも利用できるよう充電設備を開放する」とした。このほか日産ディーラーでは「ワンストップサービス」として充電設備工事の取次ぎの実施のほか、全ディーラーにEV用整備機器を配備、どの店舗でも専門教育を受けたスタッフによる整備を受けることができる。
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