埼玉県警は1997年10月に捜査用車両が起こした人身事故について、被害者に約2100万円の賠償を行うことを決め、これを公表するとともに、24日に開催された埼玉県議会に支出を申請する議案を提出したことを明らかにした。
25日未明、神戸市兵庫区の阪神高速神戸線の下り線で、トラックの接触事故を発端とする多重衝突事故が起きた。現場から2kmの区間で3〜4台ずつ、合計20台が玉突き衝突を繰り返した。それぞれのドライバーの前方不注意が原因と見られている。
25日未明、静岡県湖西市の自動車部品販売店で、この店に盗みに入った外国人とみられる2人組が逃走することを阻止するため、警察官がクルマに向けて拳銃3発を発射していたことを静岡県警が明らかにした。
警視庁は24日、ワールドカップの公式球であるアディダス『Fevernova』を宣伝する際、渋谷駅近くの公道を無許可で使用し、交通の流れを妨げたとして、広告代理店の社員2人を道交法違反(道路無許可使用)の疑いで検挙し、書類送検したことを明らかにした。
テキサス・トランスポーテーション・インスティテュートが発表した大都市部での交通渋滞に関するレポートによると、大都市部に住むドライバーが1年間に渋滞に巻き込まれてクルマの中で過ごす時間は平均62時間にも及ぶという。
新潟県警は23日、JR東京駅前から新潟駅前までタクシーを無賃乗車し、高速代を含む14万円相当を騙し取ったとして、住所不定無職の59歳の男を詐欺(無賃乗車)の疑いで現行犯逮捕したことを明らかにした。
24日未明、新潟県新津市内のスーパーマーケット駐車場で、自動販売機荒らしとみられる男3人が乗ったナンバー無しのワゴン車がパトカーに体当たりするなど抵抗したため、警察官が拳銃3発を発砲したと新潟県警が明らかにした。
23日未明、千葉県船橋市内の東関東自動車道下り線で、追突事故を起こして路肩に停車中の乗用車に、後方から走ってきた大型トラックがさらに追突するという事故が起きた。この事故で乗用車の運転手をはじめ、3人が死傷している。
国土交通省は24日の社会資本整備審議会道路分科会に「2030年をピークに自動車交通需要は減少する」との資料(交通需要推計)を提出した。交通需要推計は道路の新増設や改良の省内資料となるだけに、ひたすら道路を作り続けてきた道路行政の転換を象徴するものといえそうだ。
国土交通省の審議会で7月にもまとめる中間報告に、過去の道路行政に対する反省が盛り込まれることになった。ただ、24日に事務方が示した案は出席した委員から「反省の仕方が足りない」、「他人事のように書かれている」と批判を浴びた。