今回の改正案には、ライダーたちの長年の悲願ともいえる「高速道路2人乗り解禁」が盛り込まれてる。
今回の道交法改正案に盛り込まれた、「駐禁取締りの民間委託」だが、もしこれが導入されたとして、どれぐらい取締りが増えるのだろうか。われわれドライバーにとって、いちばん気になるところかも知れない。
携帯電話等の使用等に関する罰則の見直される。もちろん現行道交法においても、運転中の携帯電話使用は規制の対象なのだが、「携帯電話使用」+「交通の危険(=交通事故)」でなければ罰則が及ばなかったのだ。そして、今回の改正では、運転中の携帯電話使用で即取締りを可能にしようというもの。
携帯電話規制の強化をはじめ「行政制裁金制度」の導入や、「高速道路における二輪タンデム走行」解禁などを盛り込んだ改正道路交通法の国会審議が進行中である。
4月30日深夜、長野県辰野町内の中央自動車道上り線で、22歳の女性が運転するRVが中央分離帯に衝突し、横転するという事故が起きた。この事故によって後部座席でシートベルト非着用状態だったとみられる女性2人(母子)が死亡。3人が重傷を負った。
1日午前、北海道長万部町内の道央自動車道上り線で、台湾からの観光客など27人が乗った観光バスが中央分離帯に接触した後、横転するという事故が起きた。この事故によって運転席部分が大破し、61歳の男性運転手が死亡。乗客全員が重軽傷を負った。
警視庁は1日、酒気帯び状態でクルマを運転し、追突事故を起こしたとして武蔵野署・交通課に所属する42歳の巡査長を業務上過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。この巡査長は病気を理由に昨年3月ごろから休職していたという。
1日未明、兵庫県香住町内の県道で、鳥取県内のガソリンスタンドに侵入し、現金を奪ったとみられる逃走車が、道路封鎖を行っていた兵庫県警のパトカー4台に体当たりするという事件が起きた。
東京国際空港(羽田空港)の制限エリア内にクルマを強奪した男が侵入し、滑走路付近を暴走したという事件で国土交通省は4月30日、男が運転するクルマが着陸してきた飛行機と衝突する可能性が極めて高かったことを明らかにした。
京福バスは4月30日、同社の福井営業所に所属する51歳の運転手が酒気帯び状態で路線バスの乗務を行っていたことを明らかにした。同社のバス運転手が飲酒運転絡みの不祥事を起こすのは、昨年11月に続いてこれが2度目となる。