国土交通省は、7日付で三菱自動車と三菱ふそうトラック・バスの2社を1年半の指名停止とし、車両調達対象から外す行政処分を行った。国土交通省本省のほか、地方の整備局や運輸局、海上保安庁、気象庁など関連の全機関で同様の措置をとる。
3日未明、宮城県築館町内の東北自動車道下り線で、走行車線を走っていた普通トラックが道路左側に設置されたガードレールを突き破り、約10m下を通る町道に転落するという事故が起きた。この事故でトラックに乗っていた2人が死亡、1人が重傷を負った。
3日未明、北海道小樽市内の道道で、信号無視の現場を目撃されてパトカーの追跡を受けていた乗用車が100km/hを超える速度で街路樹に激突する事故が起きた。この事故で乗用車は助手席側が大破し、乗っていた18歳の少年が即死している。
2日夜、岐阜県高山市内の市道で、道路中央を歩いていた高校生7人の列に後方から走ってきた乗用車が突っ込み、相次いではねられて重軽傷を負う事故が起きた。警察では泥酔状態で乗用車を運転していた57歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕している。
2日朝、愛知県蟹江町で運転操作を誤った乗用車がコンビニエンスストアに突っ込むという事故が起きた。店のレジ付近までクルマは突入し、この部分を中心に半壊の被害を出した。この事故で従業員と客の合わせて2人が軽傷を負っている。
石原伸晃国土交通大臣は、7日の閣議後の記者会見で、三菱ふそうトラック・バスへの行政処分を検討している考えを表明した。指名停止処分になる可能性が高い。
中川昭一経済産業大臣は、閣議後の記者会見で、三菱ふそうトラック・バスの宇佐美隆前会長らが逮捕されたことについて「企業責任は非常に大きな問題だ」と述べ、三菱自動車の企業体質を批判した。
山梨県警は2日、死亡ひき逃げ事故を起こしたとして52歳の男を逮捕した。警察が事故現場付近で、事故発生と同じ時間帯に検問を実施していたが、この検問において容疑車両を発見したのがきっかけとなっている。
アメリカでは先週発表されたJDパワーの初期品質調査で、レクサスが相変わらずのトップをキープしたものの、ブランドとしては始めてヒュンダイがトヨタを抜き、その他アメリカンメーカーの躍進が目立ち、日本のメーカーは相対的に後退した印象を受けた。
今回の、改正案の柱ともいえるのが、駐車違反取締りへの「行政制裁金制度」の導入である。