アクセルとブレーキを踏み間違え、駅構内に暴走

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7日午前、埼玉県さいたま市にあるJR大宮駅内の売店に、駅前ロータリーから急発進した乗用車が突っ込み、店の従業員と客の合わせて4人が重軽傷を負った。警察ではこのクルマを運転していた60歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕している。

埼玉県警・大宮署によると、事故が起きたのは7日の午前11時15分ごろ。さいたま市大宮区錦町のJR大宮駅東口1階部分にあるキヨスク系列の和菓子店に急発進するように暴走した乗用車が突っ込んだ。

当時この店には28歳の女性従業員と、客として同店を訪れていた74歳の男性、48歳と54歳の女性の合わせて4人がいたが、入口から突っ込んだクルマはこの4人を直撃した。この事故で客2人が足の骨を折る重傷。従業員と客の2人が倒れてきた陳列棚に体を挟まれるなど、軽傷を負った。

警察では暴走した乗用車を運転していた60歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕している。この男は警察の取り調べに対して「ロータリーに入ってきたバスを避けるために発進したが、この際にアクセルとブレーキを踏み間違えた」と供述しているという。

《石田真一》

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