検察庁・高知地検は28日、検察事務官として勤務する31歳の男が、同地検須崎支部で保管していた第三者の運転免許証のコピーを悪用して借用書を偽造。これを使って借金を行っていた疑いがあるとして、有印私文書偽造・同行使などの容疑で逮捕した。
警察庁は27日、2004年に全国の警察本部が確認した暴走族(集団暴走型)の暴走参加延べ人数は約9万3400人で、2003年よりも大幅に減少した。暴走族に関する110番の件数も減少しており、同庁では「暴走族は今の若者には合わなくなった」と分析している。
鹿児島県警は27日、好意を持った女性につきまとい、この女性が所有する軽自動車のタイヤに約40カ所の穴を開けてパンクさせたとして、国分市内に在住する31歳の高校教諭の男を器物損壊容疑で逮捕した。男は容疑を大筋で認めている。
大阪府警と奈良県警は27日、昨年8月に49歳の男性の遺体を奈良県五條市内の市道脇に遺棄したとして、死体遺棄容疑で逮捕された69歳の男が、この男性の遺体を運んだクルマの解体を業者に依頼していたことを明らかにした。
27日深夜、神奈川県横浜市中区内の市道で、不審車両の追跡を行っていたパトカーが運転を誤って電柱に激突する事故が起きた。徒歩で逃走していた男は警官に取り押さえられ、道路運送車両法違反(偽造プレート使用)の現行犯で逮捕されている。
警察庁は27日、2004年に起きた交通事故の総件数が約95万2000件に達したことを明らかにした。2003年と比較した場合には0.4%の増加。負傷者数も約118万3000人となり、死亡者数では減少傾向にあるものの、件数と負傷者数は過去最悪を記録することとなった。
栃木県警は27日、アルコール検知を妨害する目的で「重ね飲み」を行わせたとして、27歳の女を道路交通法違反(飲酒検知妨害)の現行犯で逮捕するとともに、女が勧めるままビールを飲んだ29歳の男も酒酔い運転や検知拒否の現行犯で逮捕した。
27日未明、埼玉県八潮市で43歳のタクシー運転手が、乗客を装った男と、その男の仲間と思われる歩行者を装った男に襲撃され、タクシーチケットなどを奪われるという事件が起きた。警察では計画的な犯行とみて、調べを進めている。
北海道警は26日、16歳と19歳の少年が酒を飲むことを容認し、また積極的に飲ませたとして、この少年の両親を未成年者飲酒禁止法違反(親権者の不制止)容疑で書類送検した。16歳少年がクルマを飲酒運転し、事故を起こしたことから発覚している。
26日夕方、埼玉県さいたま市緑区内の市道交差点で、自転車同士が出会い頭に衝突し、一方の自転車に乗っていた67歳の女性が頭を強打して死亡する事故が起きた。警察では双方の安全確認に問題があったものとみて、調べを進めている。