宅配バイト少年が襲われ現金強奪

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1日、神奈川県鎌倉市内の県道で、同市内の宅配すし店にアルバイトとして勤務する17歳の少年が暴走族風の少年4-5人に襲撃され、売上金など現金約4万円を奪われる事件が起きた。警察では強盗事件として調べを進めている。

神奈川県警・大船署によると、事件が起きたのは1日の午後9時35分ごろ。

鎌倉市岡本付近の県道で、同市内の宅配すし店にアルバイトとして勤務する17歳の少年がガス欠した業務用の原付バイクを押しながら近くのガソリンスタンドに向かっていたところ、原付バイク3台に分乗した4-5人の暴走族風の男に取り囲まれた。

男らは少年に対して「カネを出せ」と要求したが、少年はこれを拒否。すると男たちは少年の腕を押さえて抵抗できなくした上、腹部を数回殴打し、売上金約4万円が入ったウエストポーチや携帯電話を強奪、そのまま逃走した。少年にケガは無かった。

少年は店に戻ってから被害を警察に通報。これを受けた警察は強盗事件として捜査を開始している。

神奈川県内では「デリバリー狩り」と称し、宅配を行う飲食店の従業員を襲撃する事件が過去にも発生している。配達用に多額の現金を持ち歩いていることからターゲットになりやすく、虚偽のオーダーを行って人気の無い場所まで呼び出すことも珍しくない。

今回の事件は、ガス欠したバイクをアルバイトの少年が押している際に発生しており、偶発的に起きた可能性が高いとみられている。

《石田真一》

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