大阪府警は18日、公務執行妨害と器物損壊の現行犯で28歳の男を逮捕したことを明らかにした。路上強盗事件を捜査中のパトカーに対し、この男が乗用車で体当たりをするなど不審な行動を取ったため、警官が拳銃を発砲し、制止させた。
17日、埼玉県加須市の市道交差点で通報を受けて現場に向かっていたパトカーと、青信号で交差点に進入した乗用車が出会い頭に衝突するという事故が起きた。警察では双方の安全確認の甘さが事故の原因だったとしている。
警察庁は18日、今年に入ってからの交通事故による死亡者が早くも1000人を突破したことを明らかにした。昨年より早いペースで推移していることから、全国の警察本部に対して啓蒙活動の実施や、取締りの強化などを命じた。
香川県警は18日、昨年12月に高松市内で発生した4人が死亡する追突事故は、ブレーキが効かずに追突したトラックが積載重量を超えていたことが原因だったとして、このトラックを所有していた運送会社の社長を道路交通法違反(過積載)容疑で逮捕した。
横浜市は14日、サッカー・ワールドカップの開催期間中、横浜国際総合競技場(横浜市港北区)周辺の市有地を大型バス専用駐車場として整備することに決めた。横浜でゲームが行われる4日間のみだが、大型バスが200台駐車可能なスペースを作り出すという。
長野県警望月署は、完全凍結路の危険性を署員に熟知させるため、全面凍結した湖に特設コースを設けて走行訓練を行った。長野県警としては初の試みだが、全国的にも珍しいケースではないかとしている。
遮断機や警報機の無い踏切で列車にはねられて死亡したのは、踏切を管理する鉄道会社に責任があるとして、4764万円の損害賠償請求を争ってきた裁判で、二審の高松高等裁判所は15日、鉄道会社の責任を一審より重く評価した判決を言い渡した。
福岡県警は15日、巡回中の警察官を集団で暴行して全治2カ月の重傷を負わせたとして、少年を含む暴走族グループの7人をいずれも公務執行妨害と傷害の現行犯で逮捕したことを明らかにした。暴走族グループに職務質問をしようとして襲撃されたという。
政府は15日の閣議で、日本道路公団らの民営化を検討する第三者機関「道路関係4公団民営化推進委員会」の設置法案を決めた。早期に国会で成立させ、4月中の発足を目指す。
国土交通省はこのほど、トラックやバス業者に対し、休憩中であっても飲酒しないよう運転者に求める通達を出した。飲酒など悪質運転に対する罰則は、99年11月に東名高速で飲酒運転の大型トラックが乗用車に追突し、女児2人が死亡した事故を契機に引き上げられた。