和歌山県印南町内で発生した死亡ひき逃げ事件について、和歌山県警は15日、容疑車両となった軽トラックを運転していた高齢の女をひき逃げ容疑で逮捕した。容疑への関与を否認しているという。
昨年12月、神奈川県川崎市内でスマートフォンを操作しながら電動アシスト式の自転車に乗り、前方を歩いていた高齢女性をはねて死亡させた20歳の女について、神奈川県警は15日、重過失致死容疑で書類送検した。
2016年7月、神奈川県平塚市内で前走するバイクを執拗に追跡し、追突事故を起こして運転者を死亡させたとして、傷害致死の罪に問われた21歳の男に対する裁判員裁判の判決公判が14日、横浜地裁小田原支部で開かれた。裁判所は懲役14年の実刑を命じている。
小此木八郎国家公安委員長は15日の定例会見で、警察庁がまとめた2017年の交通死亡事故の特徴について説明。「高齢になるほど死亡事故を起こしやすい傾向が続いている」と、注意を呼び掛けた。
14日午前8時ごろ、福岡県北九州市門司区内の市道で、徒歩で道路を横断していた高齢女性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は死亡。警察はクルマの運転者から事情を聞いている。
14日正午ごろ、福岡県北九州市門司区内にあるコンビニエンスストアの駐車場内で中型トラックが暴走し、駐車中の車両やフェンスに衝突する事故が起きた。運転していた男は泥酔状態で、警察は酒酔い運転の現行犯で逮捕している。
14日午前6時25分ごろ、滋賀県草津市内にあるバス会社の敷地内駐車場で、大型路線バスの運転者が車両の下敷きとなっているのを出勤してきた従業員が発見した。男性は死亡。無人滑走していた車両を止めようとしていた可能性があるという。
警察庁は15日、2017年中に発生した交通死亡事故の特徴を分析したレポートを公表した。事故死亡者が減少する中で浮上したのは、高齢者運転と自転車関連事故だ。
【医】技術が先か、サービスプランが先か
13日午後6時20分ごろ、愛媛県宇和島市内の県道を徒歩で横断していた高齢女性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は死亡。警察はクルマの運転者を逮捕している。