街灯の無い道路、反射材を装着して歩いていた女性がはねられ死亡

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街灯が設置されておらず、夜間の見通しが極めて悪い区間で、反射材を装着して歩いていた女性がクルマにはねられた。女性は車道上ではねられており、収容先の病院で死亡している。

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24日午後7時ごろ、鹿児島県南さつま市内の市道で、車道を歩いていた女性に対し、進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。警察はクルマの運転者から事情を聞いている。

鹿児島県警・南さつま署によると、現場は南さつま市金峰町尾下付近で片側1車線の直線区間。同市内に在住する59歳の女性は徒歩で車道を歩いていたところ、進行してきた軽乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因で約3時間後に死亡。クルマを運転していた57歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

現場は街灯が設置されておらず、夜間の見通しが悪い区間。死亡した女性はたすき型の反射材を着用した状態で歩いていたという。路肩を歩いていたのか、横断していたのかはわかっていない。警察ではクルマ側の前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場は林の中を通る区間であり、街灯も無いことから夜になると真っ暗になってしまう。死亡した女性は歩行している存在を明らかにしようと、たすき型の反射材を装着していたようだが、前方不注視のクルマにはそれが見えなかったようだ。

《石田真一》

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