広島市議会は27日、全国で初めて懲罰規定を盛り込んだ「広島市暴走族追放条例」を可決し、4月1日から施行することを明らかにした。可決から施行までの期間、わずか4日という異例のものだが、罰則規定の適用は周知期間を加味し、5月1日からとなる。
24日夜、長崎県大村市の国道34号線の交差点で、国道を直進していたクルマと、側道から一時停止を怠って交差点内に進入したクルマが出会い頭に衝突。国道を走っていた側のクルマに乗っていた生後5カ月の乳児が車外放出となり、死亡するという事故が起きた。
日本自動車工業会が27日に発表した2月の国内四輪車生産実績は、前年同月比で0.1%減の89万6700台となり、2カ月ぶりに減少した。昨年4月からの累計は前年の同じ時期に比べ2.5%減となり、暦年に続き年度でも2年ぶりの1000万台割れが濃厚となった。
山口県は25日、県の企業局で係長級にある37歳の職員が88km/hオーバーのスピード違反を行ったことを理由に、同日付でこの職員に対して3カ月の停職という懲戒処分を言い渡したことを明らかにした。飲酒運転での処分例はあるが、スピード違反は初めて。
昨年7月、兵庫県神戸市北区内の中国自動車道下り線で、大阪市在住の女子中学生が監禁から逃れようとしてクルマから落下、その後死亡した事件で、神戸地裁は25日、この中学生を拉致監禁した元教諭に対して懲役6年の実刑判決を言い渡した。
24日未明、暴走族を追跡していた沖縄県警・沖縄警察署のパトカーが100人を超える期待族に襲撃され、捜査が妨害されるという事件が起きた。県警では「前代未聞の事件だ」とショックを受けている。
25日深夜、埼玉県川口市の公園で、取締り中の埼玉県警・川口署地域課の28歳巡査を、酒に酔った16歳少年が逃走しようとした際にミニバイクがはね、この巡査が右足骨折の重傷を負った。県警では現場にいた少年十数人から公務執行妨害容疑で事情を聞いている。
8年間に渡り、無免許状態で警察の捜査車両などを運転していたとして、道路交通法違反と有印公文書偽造・同行使の罪に問われていた神奈川県警の元巡査長に対する判決公判が26日、横浜地裁で開かれ、裁判長は懲役2年6カ月、執行猶予4年の判決を言い渡した。
26日未明、和歌山市内の国道26号線を不審な乗用車が走っているのを、パトロール中の和歌山県警捜査員が発見、追跡を開始した。男はパトカーに体当たりするなど抵抗したため、危険を感じた捜査員が男に向かって拳銃一発を発砲。犯人は重傷を負っている。