政府の財政制度等審議会はこのほど、道路特定財源の使途拡大について「来年度予算では道路関連費用の中で使途を拡大するべき」との方向で委員の意見が固まった。
扇千景国交相は、道路特定財源の使途拡大先として、ディーゼル車に装着するDPF(粒子状物質低減装置)の装着分も検討する考えを示した。東京大気汚染訴訟を踏まえた措置と見られるが、たたでさえ商用車の税金は乗用車より軽く、相対的に乗用車ユーザーの重税感は増しそうだ。
国土交通省は、保安基準をクリアしなくても特別に公道を走行できる「大臣認定制度」の要領をまとめた。これまでは特に決まった手続きがなく、申請者と国交省の担当部局が相談するなどして制度を適用していた。
静岡県警監察課は28日、自分の妻とトラブルのあった男性宅に侵入し、駐車場に置いてあったクルマに放火して全焼させる被害を与えた新井警察署の元巡査長(今年9月に懲戒免職)を、非現住建造物等放火と住居侵入の疑いで再逮捕したことを明らかにした。
宮城県警は27日未明、暴走族に声援を送って、暴走行為を助長する「期待族」の一斉取り締まりを実施したことを明らかにした。仙台中央警察署が中心となって実施されたもので、強盗傷害容疑で7人を逮捕した。
大阪税関は28日、建築現場で使う鉄パイプと称して埼玉県所沢市の貿易業者が中国から船便で輸入していたコンテナの中に、大量のジクロロジフルオロメタン(フロン12)が入ったガス缶が収められているのを発見し、全量を押収したことを明らかにした。
日本自動車工業会が発表した上半期の四輪車輸出台数は、前年同期比13.1%増の235万5731台となり、2年ぶりにプラスとなった。北米向け、欧州向け、アジア向けと主要国への輸出が増加して大幅なプラスとなった。
25日午後、仙台市宮城野区のJR東北本線踏切で、列車の通過を待っていた乗用車に後続のワゴン車が激突。追突された乗用車とその前方にいたミニバイクが弾みで踏切内に押し込まれ、通過していた貨物列車と衝突する事故となった。
1リットルを超える焼酎を飲みながら高速バスを運転し、途中のサービスエリアで駐車中の他車と接触する事故を起こし、道路交通法違反(酒気帯び運転)の罪で逮捕された元JR東海バスの運転手に対しての初公判が25日、甲府地裁で開かれた。
あおってくる後続車に腹を立て、故意に急ブレーキを掛け追突させ、運転していた20歳の男性を死亡させたとして殺人罪に問われている31歳のダンプカー運転手に対する初公判が23日、静岡地裁で開かれた。被告は起訴事実を全面的に否認している。