ダイハツ工業は9日、2010年を目標に軽自動車の国内シェアを、トップシェアに相当する32%に引き上げる方針を明らかにした。昨年は最大のライバルであるスズキに水をあけられたため目標を先送りした形だ。
ダイハツ工業が9日発表した2002年3月期連結決算は売上高が4期ぶり、最終利益が3期ぶりに減少した。最終利益は40%の大幅減となった。トヨタ自動車の『ノア』の受託生産が後半から取りやめになった影響が大きかった。
日産自動車は、2002年3月期連結決算見通しの上方修正を発表した。連結売上高は前年度比1.8%増の6兆2000億円。
日産自動車が、前日比21円高の985円と3日続伸。取引終了後の新経営計画発表を先取りする買いが相次ぎ、出来高は市場第3位に膨らんだ。前3月期の連結営業利益が前々期比68%増の4900億円、純利益が12%増の3720億円と、ともに過去最高を更新した模様。
トヨタ自動車系の変速機メーカー、アイシン・エイ・ダブリュと独ロバート・ボッシュなど3社は8日、CVT(無断変速機)用ベルトを生産する合弁会社「シーヴイテック」を7月に設立すると発表した。来年なかばから生産を開始し当面、年間40万本を生産する。
円相場が1ドル=128円台に反落したため、ハイテクなどの輸出関連株を中心に全体相場は急反発。自動車株も買い戻しが入り、全面高となった。日産自動車が続伸。
日本自動車販売協会連合会が8日発表した4月の車名別ランキングでトヨタは首位をホンダに奪われた。だがトヨタの張富士夫社長は「トップテン中7台がトヨタ車」と余裕の表情。
プジョー・ジャポンは、プジョー車のボーナス期拡販策の一環として1.9%特別低金利ローンを実施する。キャンペーンは5月1日にさかのぼって適用、7月31日までの成約・登録した『206CC』を除くプジョー車全車が対象。
プジョー・ジャポンは、最上級モデルのプジョー『607』を対象にしたスペシャルファイナンスプログラムとして、元本一部据置型オートローン「ライオンパスポート」と、リース契約の「プジョー・オートリース」に新たに5年長期支払いタイプを導入する。
自動車保険の比較見積もりサイト『保険スクエアbang!』を運営するウェブクルーは7日、サイトの利用者が4月末で30万人を超えたことを明らかにした。サイト開設以来3年半ほどで達成したこととなる。