ボッシュとアイシン、CVTの基幹部品を生産する合併会社を設立

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トヨタ自動車系の変速機メーカー、アイシン・エイ・ダブリュと独ロバート・ボッシュなど3社は8日、CVT(無断変速機)用ベルトを生産する合弁会社「シーヴイテック」を7月に設立すると発表した。来年なかばから生産を開始し当面、年間40万本を生産する。

合弁会社はアイシン・エイ・ダブリュが50%、ロバート・ボッシュが40%、ボッシュ・オートモーティブシステムが10%を出資し愛知県・田原町に設立する。アイシン・エイ・ダブリュが工場を拡張して生産を行うもので将来的には年間100万本の生産を行う。

CVTの基幹部品であるベルトは世界の生産量の大半をボッシュの子会社であるオランダのバンドーネ社が占めている。CVTは日本を中心に需要が急拡大する見通しでボッシュは日本での生産を検討してきた。

CVTは通常のトルコン式ATにくらべ燃費性能に優れる。このため国内メーカーではCVTの設定車種を拡大する方向にあり、ホンダが調達を確実にするため昨年から独自生産を開始した。

《編集部》

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