買い材料が見当たらず、全体相場は反落。自動車株もほぼ全面安となった。トヨタ自動車が下げ、日産自動車、ホンダも反落。いすゞは5日ぶりに反落した。
日野自動車は22日、インドネシアの事業体制を強化する、と発表した。現地資本との合弁による製造・販売会社から、販売部門を分離するとともに、新工場を建設する。製造販売体制の再構築により、日野主導色を強め、インドネシアおよび東南アジア市場でのプレゼンスを高める。
スズキの次期社長に決まった津田紘専務は、主としてエンジン開発に従事してきた技術屋だ。しかし、本社のある浜松一辺倒でなく、1980年からは開発部主査、横浜研究所次長として15年間首都圏に勤務し、学者や官僚などの人脈も幅広い。本人も「この時培った人脈が大きな財産」という。
日産自動車の英国工場がストライキに突入するとの観測が高まっている。スト突入となれば英国に進出している日本車メーカーとしては初めてとなる。
スズキは2002年の販売・生産実績と2003年の見通しを発表した。それによると2003年の四輪車の生産は前年比2%増の182万6000台を目指す。2002年は国内生産、海外生産ともに好調で同11%増の179万8089台となったが、2003年は低い伸び率となる見通し。
米国のフォード・モーターは2002年12月期の決算を発表した。それによると売上高は前年比1.1%増の1626億ドル、最終損益が9億8000万ドルの赤字だった。前期の最終損益は54億5300万ドルの赤字で、赤字幅が大幅に改善した。金融サービスとレンタカー事業が好調だったのに加え、ゼロ金利キャンペーンで新車販売の落ち込みをカバーした。
スズキは22日の取締役会で、戸田昌男社長が健康上の理由から取締役に退き、津田紘(つだ・ひろし)専務が後任に昇格する人事を内定した。4月1日付で就任する。
公的年金の買いに対する観測などから、全体相場は反発。平均株価は1月6日以来の8700円台回復となった。円相場が1ドル=118円台に軟化したことを受け、自動車株は全面高となった。
日本、中国、韓国の東アジア地域でサッカー強国のクラブチームナンバー1を決める「A3マツダチャンピオンズカップ2003」が25日から開催されることが決定した。日本、中国、韓国の東アジア地域でサッカー強国のクラブチームナンバー1を決める。
三菱ふそうトラック・バスの初代社長に就任したヴィルフリート・ポート社長は21日、都内のホテルで就任記者会見し、日本での“メディアデビュー”を果たした。会見後も記者団の矢継早やの質問にテキパキと答え、ダイムラークライスラーのユルゲン・シュレンプ会長が自信をもって送り出したという若手有望株の片鱗を見せた。