スズキ社長に津田紘専務が昇格

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スズキは22日の取締役会で、戸田昌男社長が健康上の理由から取締役に退き、津田紘(つだ・ひろし)専務が後任に昇格する人事を内定した。4月1日付で就任する。

同日午前、都内のホテルで新旧社長とともに記者会見した鈴木修会長は、「戸田社長から退任の申し出があり、2月中には来年度の事業計画を決めるので交代を決めた。津田専務には今朝、就任を伝えた」と述べた。

津田専務は1945年北海道生まれの57歳。北大大学院工学研究科を修了して69年に鈴木自動車工業(現スズキ)に入社。開発部などを経て97年に取締役に就任、その後、常務、専務に昇格していた。会見で津田常務は「突然のことなので頭の整理がついていないが、責任感をひしひしと感じている。これまで技術一筋なので、会長をはじめ役員全員の助けをいただきながら経営に当たりたい。商品が全てという考えを基本に、スピードを重視していきたい」と、抱負を述べた。

戸田社長は2000年6月に就任したが翌年に体調を崩し、今回の交代となった。

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《レスポンス編集部》

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