日野自動車は22日、インドネシアの事業体制を強化する、と発表した。現地資本との合弁による製造・販売会社から、販売部門を分離するとともに、新工場を建設する。製造販売体制の再構築により、日野主導色を強め、インドネシアおよび東南アジア市場でのプレゼンスを高める。
インドネシアの商用車市場は、三菱ふそうトラック・バスがナンバーワンのシェアを持っている。日野と三菱は、国内のトラック市場、特に、大型・中型トラックで、激しいシェアを競い繰り広げるライバルメーカーどうし。インドネシア市場はこれまで、三菱ふそうの独壇場だったが、国内同様、日野も本格的に宣戦布告することになる。
新たな販売会社は、日野と現地のIMSI社が40%ずつ、住友商事が20%を出資し、資本金800万米ドルで、4月1日付けで設立する。また、新工場は、同社が保有する土地に、年間3千台の生産能力を持つ工場を建設する。
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