フォード・モーターグループのジャガー社の2002年の全世界の販売台数が前年比29%増の13万台を超え、過去最高となった。これでジャガー車の販売台数は5年連続で過去最高となった。ジャガー車の販売が好調なのは、『X-TYPE』が伸びているため。
いすゞ自動車は、GM向けに供給しているディーゼルエンジンのアプリケーション開発を担う新合弁会社のGMIディーゼルエンジニアリングをGMと共同出資して設立、2月から稼動開始すると発表した。
目立った買い材料はないが、銀行株などに買いが入り全体相場は続伸。平均株価は7日以来の8600円台回復。自動車株は総じて軟調。 ホンダが前日比20円安の4270円と3日続落。
三菱自動車工業は15日、タイ工場に新規投資を行い、ピックアップトラックの生産能力を増強すると発表した。合わせて、経営体制もダイムラークライスラー出身のCOO(最高執行責任者)を迎え入れるなど体制を強化する。
富士重工業の竹中恭二社長は15日、都内で記者会見を開き、「今年の夏のボーナス商戦に間に合うように新型『レガシィ』を投入する」と述べ、新型レガシィ投入を6、7月に前倒しする計画を明らかにした。レガシィの投入で、国内の登録車販売は前年比11.2%増の12万2000台を目指す。
富士重工業は米国GMインドと協力、インド国内のGMオートワールドで、スバル車を販売すると発表した。 販売するのはSUVの『フォレスター』で、今年3月から発売する。初年度500台、2004年には1000台の販売を目指す
富士重工業とジヤトコは、軽自動車とサブコンパクトカー用のCVT(無段変速機)の開発と生産を目的にした新会社富士ATを設立すると発表した。
公的年金の買いに対する観測から、全体相場は5日ぶりに反発。自動車株は高安まちまちとなった。日産自動車株が、この日、北米での生産体制を大幅に強化すると報道されたことが買い材料となった。
ダイムラークライスラーは、メルセデス・ベンツブランドの2002年の乗用車販売台数が過去最高だった前年実績とほぼ横ばいの111万300台となったことを明らかにした。メルセデス・ベンツブランドは、ベンツ、スマート、マイバッハ、AMG、メルセデス・ベンツ・マクラーレンの合計。
米国株高、円相場の反落などの好材料はあったが、持ち合い解消の売り、北朝鮮情勢の不透明感の高まりから、全体相場は4日続落。自動車株は高安まちまち。マツダは『ファミリア』の後継車となる中型車を今年後半に投入することを発表し、市場は好感。