米国株式の上昇を好感して、全体相場は続伸。海外投資家と個人投資家の買いが入り、自動車株は堅調な動きとなった。
マツダは、今春闘の労働組合の要求を経営側が満額回答して妥結したと発表した。自動車業界の集中回答日は3月16日だが、異例の早期満額回答で妥結した。
ホンダは、役員人事を発表するとともに、執行役員制度を導入すると発表した。6月の株主総会後の取締役会で、会長に就任すると見られていた雨宮高一副社長が退任、代わってCFO（最高財務責任者）だった青木哲専務がCFO兼任で副社長に昇格する。
日産自動車は、シンガポールに100％子会社のアセアン地域統括会社「アジア・パシフィック日産」を設立し、4月1日から業務を開始すると発表した。
ルノーは、取締役会で内規の変更を行うと発表した。今年4月29日の年次総会後、従来は一本化していた取締役会議長と会長兼CEO（最高経営責任者）の役割を分担にする。
日本自動車工業会が発表した1月の自動車生産実績は、前年同月比3.5％増の85万5481台で、2カ月ぶりに前年同月を上回った。
日本自動車工業会が発表した1月の自動車輸出実績は、前年同月比3.6％減の36万1207台で、2カ月連続でマイナスとなった。
三菱自動車は、三菱信託銀行を引き受け先とする優先株の発行を決議したと発表した。債務の株式化で、三菱信託は総額102億円の増資を引き受ける。
デンソーは、2005年4月に、欧州のデンソー・オートモーティブ・ドイツにディーゼル車用エンジン部品のエンジニアリング拠点「アーヘン エンジニアリング センター」を新設すると発表した。
マツダが発表した1月の生産・販売・輸出実績によると、国内生産が工場火災の影響で前年同期比19.2％減の5万3286台と大幅に落ち込んだ。
