日本自動車工業会が発表した1月の自動車生産実績は、前年同月比3.5%増の85万5481台で、2カ月ぶりに前年同月を上回った。
車種別では、乗用車が同4.9%増の71万8242台で、2カ月ぶりにプラスとなった。普通車は同0.1%減の31万9148台で微増だったものの、小型車が同10.0%増の28万8030台、軽四輪車が同7.4%増の11万1064台と順調だった。
トラックは同3.1%減の13万2393台で、2カ月連続のマイナスだった。うち、普通車が同0.1%減の6万1485台、軽四輪車が同10.0%増の4万1419台だったが、小型車が同21.1%減の2万9489台と大幅に落ち込んだのが主因だ。
バスは同2.6%減の4846台だった。
国内販売は同3.0%減、輸出も同3.6%減とマイナスだったものの、国内生産はプラスで、在庫が増えた模様だ。