三菱自動車工業は21日、大江工場のフロントアクスルとプロペラシャフトの生産をトヨタ自動車系とホンダ系の部品メーカーに譲渡すると発表した。譲渡額は合計5億円。三菱自動車の経営再建計画「ターンアラウンド」の一環。これにより、生産コストの低減と余剰設備の売却、人員の削減が目指す。
ホンダは、日本自動車工業会の次期会長候補として宗国旨英ホンダ会長を推薦することを決定したと発表した。20日のホンダの取締役会で決定した。今年5月の自工会の総会で正式承認され、決定する予定だ。
GMは、2000年の法人車両および非法人向け大口(5台以上)ユーザーの車両を合算した市場シェアが32.9%に達し、5年ぶりにこの米国業界カテゴリーで1位となった。
GMは、4月15日からアメリカ国内のオライオン工場とリンデン工場で、2850人を対象に一時帰休を実施、昼夜操業を昼または夜だけの操業に切り替える。ゼロ金利キャンペーンが終了して、GMの新車販売が低迷しているため。
トヨタ自動車は19日、トルコ工場で欧州向け新型『カローラ・セダン』の生産を開始したと発表した。欧州向けセダンはこれまで日本から輸出していたが、これをトルコ製に切り替えた。8月から『カローラ・ステーションワゴン』の欧州向け生産も開始する予定。
チューンナップ用品メーカーの「テイン」は、台湾に現地法人を設立する。ショックアブソーバーの「シェルシリーズ」などの製品を現地で調達して日本に供給するほか、アジア諸国での代理店による販売活動をサポートする。
中古車買い取りチェーンのガリバーインターナショナルは、2002年2月期連結決算の業績予想を大幅に上方修正した。出張買い取り事業のスタートで、中古車の買い取り台数が増えたのに加え、オークションでの販売も好調。経費節減も寄与した。
ジュネーブショーで、ダイムラー・クライスラーは『マイバッハ』ブランドの復活を公式に発表する。そもそも最初のメルセデス、『メルセデス35HP』は、ダイムラー自動車会社のディレクターであったビルヘルム・マイバッハが手がけた傑作なのである。
ヤマハ発動機は14日、電動ハイブリッド自転車『パス』90台を同社の地元である静岡県磐田市に寄贈すると発表した。磐田市では寄贈されたパスを市職員や地域住民の共用車両として活用していくことにしている。
日産ディーゼル工業は、シャシーと架装を一体化した「日産ディーゼル完成車」の全国キャラバンを13日からスタートしたと発表した。同社では、架装も含めて日産ディーゼルが品質や納期に責任を持つ完成車ビジネスに力を入れているため、業界では異例の試み。